13さつめ 田山花袋『蒲団・重右衛門の最後』 (新潮文庫)

★3 
 2週目。思ったより独我論的じゃなく、語り手があちこちで登場人物の心に侵入している。「芳子を国に帰すですか」「芳子を父親の監督に移したです」という日本語が可笑しい。半事実への関心+1回目なら今でもそこそこ面白いでしょう。重右エ門はつまらなさそうなので未読。
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21299829