22さつめ 宮ノ川顕『化身』角川書店

★2 
 気持ち悪い(褒め言葉だが私はエンリョ)。『化身』は最後植物になればな。「欲を叶えるために身体まで変化させても人間は満たされない」ということ? オチが不完全燃焼なので、そういった文学風の意図はないらしく、マリオみたいに次々と障害を乗り越えていくただのアクションゲームみたいな感じ。でも『インコ』の教訓臭からして意図しているのかなあ。この人はパス。
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21800978