32さつめ 谷崎潤一郎『春琴抄』 (新潮文庫)

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 「作家も若い時分には、会話のイキだとか、心理の解剖だとか、場面の描写だとかに巧緻を競い、そういうことに夢中になっているけれども、それでも折々、『一体俺はこんな事をしていいのか、これが何の足しになるのか、これが芸術というものなのか」と云うような疑念が(…)」(98)  セカチューな(?純愛の話をイメージしていた。春琴がDVで強欲で酷い。良さを理解できない佐助の献身。
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