26さつめ ジェイムズ・ティプトリー・Jr.『たったひとつの冴えたやりかた』ハヤカワ

★2 
 コーティーは優しいというより合理的。自分1人より他人10人を生かすために死ぬから泣ける、という話で、表面は詩的だけどあらすじは詩的ではない。社会の一員として自覚あるなら感動するだろう?という教訓的な泣きであまり同意できない。後半ホラーになるけど、コーティーの強い理性のお陰で泣きに着地。共生生物もののネタ元の1つという以上には特に感じるものはなかった
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